テキのゲームダイアリー

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【感想】シンフォニック・ゲーマーズ3がマジで凄かった

*シンフォニック・ゲーマーズのあまりのすばらしさにケツイがみなぎった。

10/28にNHKホールにて行われた『シンフォニック・ゲーマーズ3〜そして僕らは強くなる〜』に参加することができたのでそのレポートを書きます。

一部のことについてはうる覚えなので実際と違うかもしれません。そうだったらごめんなさい。

ちなみに先に総評だけは書いておきます。本当に素晴らしかった」です。12月8日にテレビ放送があるので、ネタバレ見たくないって人はここでブラウザバックしといたほうがいいです。

12/8追記
シンフォニックゲーマーズ放送されましたね!!!神でした!!!

目次

会場へ

特に何事もなくNHKホールへ。16:00開場で順番に関係なく無作為に座席が決められるため、皆あまり早くから並ばないだろうと思っていましたが15:30の時点でかなりの人数が並んでいました。皆楽しみにしているからだと思いました。

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会場

画質悪くてごめんなさい。

司会、トークについて

いきなり演奏について書くものいいけど、先にこちらから書くことにします。

今回の司会は過去2回と同じで声優の青木瑠璃子さんと塩澤大輔アナウンサーでした。また、ゲストには次長課長井上聡さんと、ワンダと巨像の作曲者の大谷幸さんでした。

とにかくトークが面白かったです。皆さんのゲーム愛が伝わってきて、会場は終始笑いに包まれていました。

青木さんが「最近はスパイダーマンをやっていて、気づいたらトロフィーコンプリートしていた」なんて話をしたかと思えば、井上さんが「モンハンのプレイ時間を例えるなら東京からロンドンまでを直線距離で歩くくらい(観光込み)」なんて話があったり。とにかく皆さんのゲーム愛が強い印象を受けました。

各ゲームについても詳しく解説がなされていました。特にUNDERTALEはまだそこまで知名度が高いわけではないのでより詳しく解説がされていましたね。

演出について

シンフォニック・ゲーマーズでは、演奏している曲に合わせて後ろのモニターや会場のライトの色などが変化していました。普段のオーケストラコンサートには無かったので新鮮で面白かったです。

暗い音楽ならライトは控えめになったり、敵と戦闘する曲なら赤く光るスポットライトが様々な方向に動きつつ光ったりと、演奏だけではなく、エンターテイメントとしても楽しむことができました。

演奏について

さて肝心の演奏です。

今回は過去2回とは違って「シンフォニック・ゲーマーズ・オーケストラ」という特別編成のオーケストラだそうです。指揮者は長峰大輔さん。

演奏はホント凄かったです。終わった直後、言葉を失いかけるくらいの凄さ。コンサートの最後に、司会の塩澤アナウンサーが、
「またですね、NHKのほうに『第4回、是非お願いします』と意見をお寄せいただきますと、もしかしたら次回があるかもしれません」
なんて話があると、会場から歓声が湧き上がりました。このことからも、今回の演奏が良かったということが伺えると思います。

弦と管のバランスが非常に良く、大きな音が出てる場面でも弦が消えずにしっかりと聞こえたし、しっかり合っていました。メロディーはしっかりと全面に出ていたし、裏の音は聞こえる範囲で小さくなっていたので聞いていて非常に良かったです。後地味にピアノが前面に出る場面があったのが良かった。

今回ほとんどアレンジだったような気がしましたが、原曲の良さを残しつつ、オーケストラで綺麗になるようにいい感じに調整されていて素晴らしかった。一瞬たりとも退屈を感じさせない名演奏であったといえると思います。

以下各曲について。

アークザラッドⅡより

このゲームはあまり知らないのですが、同行した友達が言うには「マジで長いゲーム」だそうです。

でもまぁ、知らなくても楽しめるような演奏であったのは間違いないです。いい曲だったので、後でやってみようかなとも感じました。

スターフォックス64より

このゲームもやったことはないものの、プレイ動画や友人のプレイを見たことがあるので大体は分かりました。

演奏後、塩澤アナウンサーが、
「青木さんの手がずっと震えてて、なんだろうなと思っていたらこれボタンを押してるんですね」 とコメント。
「ちょっと、バラさないでくださいよ」と青木さん。
「いやぁ、すごい早い連射だなぁと」
会場は笑いに包まれました。

モンスターハンターシリーズより

皆大好き「英雄の証」から流れるように戦闘BGMに。ここの繋ぎが本当に素晴らしかったです。

そしてMHWのメインテーマである「星に駆られて」で一気にクライマックスへ。個人的には、この曲を一度生のオーケストラで聞いてみたかったので嬉しかったですね。あとバイオリンのソロがめちゃめちゃ格好良かった。

この星に駆られてでは、指揮者の長峰さんが観客に対し手拍子を促すシーンがありました。皆手を叩いて、曲が終わった後は拍手喝采でした。

この後20分間の休憩がありました。

ワンダと巨像より

この曲の前に、曲を手掛けた大谷さんからの対話形式での話があり、作曲についてのありがたい話を聞かせて頂きました。

「作曲はワンダと巨像の世界に入り行った」

大谷さんはプロデューサーの上田さんに、
「なるべく暗く、戦っても何もないような悲壮感漂うような音楽を作って欲しい」
と言われたそうです。実際あんまりハイテンションな曲ないですよね。作曲はプロローグとエピローグの曲を最初に作り、そこから他の曲を作っていったんだとか。

また、大谷さんは部屋の壁一面にワンダと巨像の絵などを貼り、あたかも自分がその世界に入ったかのような状態で作曲したそうです。ここら辺は、役者の役作りに通ずるものがあるとも言ってましたね。

「一番大変だったのは何ですか?」と聞かれると、
「『同じ巨像でこちらが劣勢のシーンと優勢のシーンを作って欲しい』と言われ、音楽的な話になりますが違和感を感じないように同じ調で同じキーを使わなければいけなかったというのが大変でしたね」とコメント。よく分からないですけど確かに難しそう。


さて肝心の演奏ですが、大谷さんも絶賛するほどのいい演奏でした。「開かれる道〜巨像との戦い〜」とか、「蘇る力〜巨像との戦い〜」とかは本当に巨像と戦っているシーンを彷彿とさせましたね。

井上さんも同じことを思っていたらしく、
「いや〜巨像と戦っているのを思い出しましたね〜、この巨像どこから登るねんとか、どこで休めばいいねんとか」とコメント。ワンダと巨像あるあるですね。また会場は笑いに包まれていました。

UNDERTALEより

さて、この曲は全曲の中で恐らく一番書くことが多いと思います。それは単純に神曲が多いとか、僕が好きだからというのも多少ありますが、それ以上に

「スタッフの方達のUNDERTALE愛がすごい」のです。

(以下Undertale本編のネタバレを軽く含みます、一応ネタバレは最小限に留めますが、GルートやTPルートの話が少し出てきます)

演奏順からもう愛に溢れている

この曲は以下の順番で演奏されました。

  1. キミの親友
  2. Bonetrousle
  3. びっくりするほど近い距離を渡らせてくれる鳥
  4. 枕の上にミントチョコレートも置いていない宿泊施設をホテルと呼んでもいいのだろうか
  5. 本物のヒーローとの戦い
  6. MEGALOVANIA
  7. Bergentrückung
  8. 夢と希望
  9. SAVE the World

これを見て、なぜ「本物のヒーローとの戦い」や「MEGALOVANIA」が最後じゃないのだろう?とは思った人はいませんか?この2つは人気曲ですので最後にやってもおかしくありませんし、事実最後にしているコンサートなんかも多いです。ではなぜなのか?そこには優しいRPGを想うスタッフさん達の気持ちがあるのではと思います。

Gルートは「ゲームクリア」ではない

まず、大前提として、この2曲はモンスターを全て殺すことで進める、所謂「Gルート」での戦闘曲になります。(一応誰の曲かまでは言わないでおきます。) そして、彼らを殺した先には、「Undertale世界の破壊」という完全なるバッドエンドになるわけです。

つまり、この2曲を先にやることで、バッドエンドで終わらせず、そこから「夢と希望」(ハッピーエンドであるTPルートの戦闘曲)の演奏などを経て、ハッピーエンドで演奏を終わらそうとしたのではないかと思うのです。

プログラムに入っていない曲も含まれていた

更に驚くべきことは、「プログラムにない曲も含まれていた」ということです。これらの曲は少ししか登場していないものの、何も告知されていなかったのでまさにサプライズのようなものでした。

登場した曲は

  • むかしむかし…
  • やすらぎの水辺
  • 正義の槍(正確にはいせきのアレンジ)
  • 華麗なる死闘
  • 最高の悪夢

など。間違ってたらごめんなさい。


肝心の演奏のほうなんですが、これもほんと素晴らしかったです。他のUndertaleのオーケストラに負けない素晴らしい演奏でした。本当にこれが無料で良かったのだろうかというくらいです。また、えぇ!?そこから入るの!?ってシーンが多くてアレンジした人を尊敬しましたね。個人的には各パートがそれぞれアンテの別の曲をやりながら「SAVE the World」に入るシーンが本当に好きです。

後演出がすごく良かったです。「夢と希望」と「SAVE the World」ではちゃんとライトが虹色になっているんですよね。(この曲が使われる戦闘では全体的に虹色に光っている)こういう細かいところでしっかりと原作再現しているところにすごく愛を感じます。

未プレイ者を引き込むいい演奏

井上さんは、Undertaleをまだプレイしていなかったらしく、「このゲーム実はプレイして無かったんですけど、この演奏を聞いて、素晴らしい曲だなと思ったので後で買ってプレイしようと思います。音楽からゲームを買うのは初めての経験ですね」とコメント。それだけの素晴らしい演奏だったということですね。

ちなみに青木さんは、大のアンテファンらしく、演奏前かなり喋ったのにも関わらず、演奏後塩澤アナが「青木さんがまだ喋りたそうにしてるんですが…」と突っ込まれていました。また会場は大爆笑。アンテファンなら大体そうなる。

星のカービィスーパーデラックスより

随分とUndertaleを語ってしまったのでカービィを語るのが大分遅くなってしまいました。カービィファンの皆さんごめんなさい。

さて、カービィなのですが、こちらも素晴らしかったです。カービィらしいポップチューンな音楽をオーケストラで再現できていたのですごく良かったです。

本編ですごい苦戦した「ギャラクティック・ノヴァ」から人気曲の「VSマルク」、「カービィ凱旋のテーマ」、「スタッフロール」までの流れを演奏してくれたのですごく感慨深かったです。

原作再現が物凄い

本当に原作再現が凄かったです。途中で無敵BGM(キャンディーを舐めたときのやつ)が演奏されたかと思えば、ミスした時の効果音が演奏されたりと、さながらオーケストラ音源でプレイしているかのような演奏でした。


以上、各曲についてでした。

おわりに

さて、ここまで大絶賛してきた「シンフォニック・ゲーマーズ3〜そして僕らは強くなる〜」ですが、テレビ放送の日時が決まりました。

BSのNHKプレミアムにて12月8日、23:45〜だそうです(若干変わる可能性あり)。

ここで散々語ってきましたがまだ語り足りないくらいほんといい演奏だったので、是非観てください。今回出てきたゲームをあまり知らなくても大丈夫です。各ゲームの解説があったりと、ゲーマーでなくても楽しめるような工夫がなされています。

ちなみに僕はちゃんと観ます。リアルタイムでも観ますし、録画して後で何回も観ると思います。あとNHKさん。是非第4回目、よろしくお願いします。